2011年10月29日土曜日

プリント版設計今昔

初めてのアートワークは、VHF帯受信機の片面基板だった。パターンをトレペに設計し、コピーした紙を銅張り基板に貼り付け、卓上ドリルで穴明けする。その穴を目安にマジックインキ原液でパターンを描いて、エッチング液に入れて待つ。クレンザーできれいにした後、半田を薄く引き延ばして半田めっきする。
試作品を組立てると、発振回路は発振せずアンプは発振する。回路図通りに配置せよと言われたが、片面だし現物は回路図にない「要素」が多すぎる。
量産用は、トレペに2倍の大きさで色鉛筆で書いたパターンを業者に渡していた。二週間後くらいにカッティングフィルムを使った原版が出来上がってきて、その間に判明した修正点を自分で切り貼りすることもあった。
以上1970年代の話。
独立後は、アートワーク屋さんへお願いした。「基板を起こす」のに費用がかかるので、回路設計に時間がかかる。業者に出すための資料集め、部品図、部品リストの作成、ネットリストのチェック。発注後は、レイアウトをファクスでやりとりする。
Eagle だとそれらが同時進行できるが、本当に忙しい時には分担したほうがいいのかもしれない。規模によるが。