2015年3月10日火曜日

RAMSA WZ-9421A 改造

オーディオ好きの知り合いに、クロスオーバの周波数を変更して欲しいという事で預かった機器の、改造が済んだ。久しぶりにはんだごてを手にした。

まず、最初に特性をとってみた。オペアンプの数から大体の回路構成と、抵抗コンデンサの数と定数からフィルタ部分が抵抗を切り替えているであろうことは推察できた。ハイパス側とローパス側の定数も共通のようだ。(2次のアクティブフィルタ, Gain=1)

しかし、いざプリントパターンを追って(片面ベーク基板)回路図にしていく段階で、何度もめげそうになった。基板裏から照明を当てて透かして見えるようにしてから少しは捗ったが、それまでは、表と裏、右と左を入れ換え、目を図面に移すたびに「あれっ」となって、また見返す。集中が持続できない。
次に困ったのは、フィルタの定数が教科書から導いた値と違う。また、Webの設計ツールでも違う。
結局、これまで何度も使った教科書とアナデバの資料による計算結果が一致したのだけれど、現物の定数は違っているので、これを調べた時間は無駄に終わった。

現物は、ポップノイズ対策なのか教科書にあるアクティブフィルタ回路に余計な部品がいくつもついていて惑わされたが、周波数比の通りの抵抗組み合わせ計算結果が得られたら、あとはすいすいと進んだ。所望の抵抗も2本、3本の組み合わせで手持ちのもので実現できた。
改造後の測定結果は、狙った通りだった。