2017年3月10日金曜日

CADを使って、地籍図から面積

機械系CADを使って、多角形(この場合はスキャナで読み込んだ地籍図)の面積を求める。
CADは、アンドール製EasyDraw Ver19、スキャナはエプソンGT-S650。
「読み込んだ図形の寸法がCAD上と紙とでぴったし合わない」ことから原因を調べた。

【大まかな面積の算出手順】
  1. スキャナで地籍図を読み込む
  2. この時、スレッシュレベルを調整してモノクロ2値化して出力(*1)
    EasyDrawは、モノクロBMPしか読み込まない
  3. EasyDrawで、新規図面作成し画像を読み込む
  4. ポイントモードを「自由点」にして、線分で境界線をなぞる
  5. 最後はポイントモードを「自動点」にして起点へ結びポリゴンを閉じておく
  6. 計測メニューを「面積」にし、線分を指定して面積を出す
  7. 計測結果ウィンドウをSnippingToolで画像としてコピーしておく
【寸法(長さ)が一致しない原因】
  • DPIの意味と画像ファイルがBMPで無ければならない理由を考えずに、いつもの通りにやった事
  • EasyDrawに読み込んだ画像の縦横比調整があったので、数パーセント程度なら仕方ない事だろうと思い込んだこと
【注意事項】
  • スキャナの出力サイズをA4に指定すること
    画像にフィットさせるとNG(*2)
  • EasyDrawは、同じくA4サイズで作図し、画像を貼り付ける(*3)
    実際の紙の大きさではなくて、「出力サイズ」と「入力サイズ」を合わせる事(*4)
  • DPIを上げれば拡大したときの画像の分解能は高くなるが、読み込む図面の線の太さ以上に細かくしても、ファイル容量が増えるだけで精度が高くなるわけではない
【参考1】
  • (*1)グレースケールで読み込んでゴミを消したりしたら、作業終了後モノクロBMPへ変換する必要有り(EasyDrawはカラーBMPをはねる)
  • モノクロBMPへの変換は、Windows アクセサリのペイントを使用する
    [ファイル][名前をつけて保存][ファイルの種類]でモノクロBMPを選択して保存
  • EasyDrawの背景設定、白は線分が見えにくく、黒は地図画像が見にくい
    背景黒で、線色紫あたりか
  • スキャナで読み込む時に、方位とスケールを貼り付けておくと、より信頼度が上がる
  • 等倍ではなくて、EasyDrawに貼り付ける時点で図面サイズを変更すれば、自動的に拡大縮小も出来ることになる
【寸法(長さ)が一致しなかった原因】
  • (*2)スキャナに、画像の取り込み範囲を自動認識する機能がある
  • (*3)EasyDrawに、ビットマップ画像を領域長(図面サイズ)に自動的にフィットさせる機能がある
  • (*4)つまりA4図面に貼り付けるならば、スキャナから出力されるビットマップ画像も縦横の長さを合わせておかないとならない